企業の枠を超えて、カーボンニュートラル実現を目指す研究施設
次世代グリーンCO2燃料技術研究組合

ABOUT 会社紹介

双葉郡大熊町に、2024年10月以降の操業開始予定で生産研究設備を建設中!

いま、世界的な課題になっている、カーボンニュートラル。 政府が目標とする「温室効果ガスの排出量から吸収量を差し引いて合計を実質的にゼロにする」社会の実現に向け、6社合同で「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」を2022年7月に発足。 同組合は2023年3月にマツダ株式会社を加え、ENEOS株式会社、スズキ株式会社、株式会社SUBARU、ダイハツ工業株式会社、トヨタ自動車株式会社、豊田通商株式会社(50音順)の7社が企業の枠を超え、燃料を「つくる」プロセスでの効率化の研究を進めていきます。 現在は、双葉郡大熊町が整備を進めている工業団地内に、“自動車用バイオエタノール燃料の生産研究設備”を建設中。2024年10月以降の操業開始を目指しています。 ※写真は、生産研究設備の完成予定図です。

BUSINESS 事業内容

自動車用バイオエタノール燃料を製造する技術研究
■エタノールの効率的な生産システムの研究 食料と競合しない第2世代バイオエタノール燃料の製造技術の向上を目指し、生産設備を実際に設計・設置・運転し、生産面での課題を明らかにし、解決方法を研究するとともに、生産システムの効率改善を検討します。 ■副生酸素とCO2の回収・活用の研究 水素製造時に副生成物として発生する高濃度酸素、および、バイオエタノール燃料製造時に発生するCO2の活用方法について研究します。 ■燃料活用を含めたシステム全体の効率的な運用方法の研究 バイオエタノール燃料を自動車等に使用した際の課題を明らかにし、解決方法について研究します。また、原料栽培の生産量から製造される燃料量までを予測可能とするモデル式を検討します。 ■効率的な原料作物栽培方法の研究 バイオエタノール燃料の原料確保のために、収穫量の最大化と作物の成分の最適化を目指し、最適な栽培方法を提案するシステムを開発します。土壌の成分調査などを通じて、収穫量の予測精度の向上を目指します。

WORK 仕事紹介

募集中の職種
■設備の監視・保全 カーボンニュートラル燃料製造施設の保守点検監視業務 ■製造・検査・製品搬送オペレーター カーボンニュートラル燃料製造研究施設の製造・検査・製品搬送オペレーション業務 ※上記2職種は、選考過程で経験・スキルを判断し、配属を決定する「オープンポジション」からの応募になります。
募集停止中の職種
■人事労務 給与計算、勤怠管理、採用、人事労務規則整備、保険手続、人事労務社外届出など ■経理調達 伝票起票、決算、原価管理、予算管理、出納管理、関係機関への報告など ■製造研究施設 全体管理 本施設運営全体管理、関係先対応 ■製造研究施設の清掃、清掃管理 一般事務エリア清掃、構内エリア清掃、除草作業およびそれら機器の管理業務 ■生技・製造・品質 技術者 カーボンニュートラル燃料製造研究技術者として、第2世代バイオエタノール生産技術開発、製造運営支援、工程改善、関係先調整など ■研究施設の保安・受付・救助・事務機器管理 カーボンニュートラル燃料製造研究施設の保守、受付、救助、事務、機器管理業務

FAQ よくある質問

研究開発の期間はどれくらいでしょうか?
本技術組合の研究開発期間は2024年から10年間を予定しており、研究開発終了後、開発した技術を基に新たな事業を立ち上げることを想定しております。ただし、研究開発の状況によっては新たな事業の立ち上げに至らないことや、事業を立ち上げるに至った場合でも拠点を必ずしも福島県双葉郡内に置くとは限らないことも想定されます。そのため、研究開発終了時にはそれをもって雇用完了となる可能性があります。 なお、詳細については面接の際に説明いたします。
なぜ大熊町に研究施設を設置するのですか?
大熊町は福島第1原発事故後、温暖化ガス排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指しており、我々のカーボンニュートラルの取り組みと大熊町のまちづくりビジョンが一致すると考えました。 また、県外から移住される方の働く場をつくることによって、福島県の復興にも寄与したいという想いもあり、大熊町に設置することとなりました。